レーンコンディションは投げてるうちに変わっていくのです。
レーンコンディションは1投球毎に変化していきます。
また、投球者の使うラインやボールによっても変化が異なります。
ずっと同じコンディションではないので、同じコースでのストライクもコンディション次第で続かなくなります。
ですからラインを変えていかなければならないのです。
ボウリングがもっと面白くなる豆知識をご紹介します
レーンコンディションって投げていくうちに変わっていくのですか?
アプローチチェック!これって一番大切な事です。
投球する前には必ずアプローチチェックをしないといけません。
ボウリングシューズを履いて、ボールを持たないでアプローチに立って歩いて行き、スライドする場所を滑ってみてチェックをして下さい。
なぜなら、アプローチは日によって湿度や乾燥で状態が変化するからです。
もしも突っかかったり、滑りすぎたりしたらシューズのパーツを換えたりスタッフに言ってアプローチの清掃をしてもらいます。
(その際には同じレーンのメンバーの方に同意をもらわないといけないです。)
これを行ってから投球をすることが大事です。
次回からやってみてくださいね!
なぜ、ボールを曲げるの?
ボールの進入角度により、ストライクの確率が変化します。1番ピンと3番ピンの間(左投げの場合は1番ピンと2番ピンの間)にボールが進入すれば、ほぼストライクになります。しかもその幅が3cm程度あります。つまり少しのコントロールミスはカバーできるわけです。
レーンの端から1番ピンめがけて真っすぐ投げても1.5度の進入角度しか得られません。
この時100%の確率でストライクになる位置の幅は僅か数mmしか存在しません。
そのためボールを曲げようとするわけです。それだけにコントロールも要求され、レーンコンディションを読むことが必要となります。
ボールが曲がることによって、入射角度が付くためなのです。
オイル抜きは何のためにするのでしょうか?
ボールはオイルを吸収します。持った時に滑るのもありますが、ボールのレーンキャッチ能力が低くなりピンに当たった時の押し込む力が弱まります。オイルを抜くことによりキャッチ力を復活させるためです。
(触った時ヌルッとしたら1度抜いてください)
(注)ステーションボウルのオイル抜きはヒーターの熱によりオイルを抜きます。
カバーストック(表面素材)を壊す恐れもあります。特に古いボールは熱により割れる事もまれにありますので予めご了承下さい。
(プラスチック・ポリウレタンはオイルを吸わないので必要はないです。)
ボウリングのピンのサイズはどのボウリング場も同一規格なのでしょうか。
ピンの材料は楓(カエデ)で作られており、高さ38.1cm・重さ3ポンド6オンス以上、3ポンド10オンス以下と規定がありますので、どのボウリング場もピンの種類は違いますが同じ規格のピンを使用しています。
楓は衝撃に強いという性質を持つ材質です。そしてボールが当たった時に甲高い音が出るようにあえて中心付近に空洞を作ってあります。
ピンの重心は、底の面からだいたい15㎝のところの最も太い部分となります。
レーンオイルの変化
レーンから外側にいくほどオイルが薄くなります
レーンには表面保護のためのオイルが塗布されていますが、これが曲者なのです。
レーンのメンテはファールラインから30フィートから40フィートあたりまでレーンの中央部を厚めに、両サイドは薄くオイルが塗られています。
その状態がいつまでも維持されていればハイスコアーを続けることも可能ですが投球数に従いオイルは変化していきます。その変化を読みながら投球コースを変えるなどの対策をしなければなりません。
ピンデッキまでオイルが伸びてしまえば、たとえプロボウラーであっても高い点数を出すことは難しいこととなります。
一般に右投げのボウラーが多い為右側手前のオイルがボール表面に付いてピンの方へ延びて手前のオイルは薄くなってゆきます。この状態をキャリーダウンと呼びます。この状態まで変化してしまうとボールが滑って曲がらなくなりボールの威力が減少します。
そのため常にレーンコンディションを考えて、微調整をしていかなければなりません。
なぜ10ピンが良く残るのですか?
10ピンが残る一番の理由は
1番ピンに当たった後のボールの向かう角度にあります。
1番ピンがあたってからボールが、並んだピンの中心に向かう角度が足りないので10ピンが残ります。
原因としては、ボールの曲がりが手前から曲がりだしてしまった場合に横回転が全く無い状態でポケットに当たって1番ピンに負けてしまう場合と、横回転のまま起きいらないでポケットに当たってしまって1番ピンで負けてしまう場合です。
曲がりが手前すぎるか、上記の事だけが原因だといいきれません。
まずは、ご自分のボールの球質をわかることが大事です。
ボールは何処で製造されているの?
各ボウリング用品メーカーにはたくさんの種類のボールがあります。
ボールメーカーが違っても同じ工場で製造をしています。
主な工場
- 日本エポナイト
- ストーム工場
- 900グローバル工場
- エポナイト工場
- モーティブ工場
日本で製造しているのは日本エポナイトだけです。
ボールの寿命について・寿命を伸ばすには?
ボールの寿命になるとどうなる?
ボールが寿命を迎えるとどうなるかというと、指穴の周りにヒビが入り表面に傷などが大量についてしまいます。
また、見た目では分かりにくいのですが、投げてみると曲がり具合がおかしかったり、ボールの表面からオイルが吹き出ている状態で、割れやすくなります。
寿命を少しでも伸ばすためには日々のメンテナンスが欠かせません。
寿命を伸ばすには!
使用後のボールの汚れを取るのはもちろんのこと、定期的なオイル抜きも必要になってきます。
ボールは大切に扱うことで寿命は伸びます。しっかりとしたメンテナンスを心がけて愛用しましょう。